こころのサプリメント「神に愛されている私たち」
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こころのサプリメント「神に愛されている私たち」
チャプレン室 泉川 留美子
「ぞうさん、ぞうさん、お鼻が長いのね。そうよ。母さんも長いのよ~。」
小さい子供たちに会うと、よく口から出てくる歌です。
まど・みちおさんという方の詩で、彼は104歳で亡くなられました。
まどさんは、この詩を「小さなぞうが、他の動物たちに長い鼻を笑われたりしたときにも、『大好きなお母さんの鼻も長い』と親と同じ鼻をもつことに自信や誇りをもっている」そういう気持ちで書いたそうです。
その話を聞いて、ただかわいい歌だから、分かりやすい歌だからと、歌っていた私は、その歌詞に深い意味があったことを知り驚きました。
周りの人たちに「母親に声がそっくり」「顔がそっくり」「歩き方がそっくり」など、私も母と似ていると、色々なことを言われてきましたが、一度も親にそっくりということを喜ばなかった気がします。若い時には、いつも自分のすべてに自信がなく、誇りをもって生きるということもありませんでした。
高校に入学後、いても立ってもいられないというのはこういうことなのか、という気持ちを初めていだきました。それは強い自己嫌悪に陥ったのです。どうしたらこの苦しみから逃れられるのか、本当に辛い思いの毎日でした。
そんな頃、クリスチャンの教師やクリスチャンのクラスメイトを通して教会に通うようになりました。聖書の神、イエス・キリストが人を新しく変えてくださるということを教えてもらい、自己嫌悪に悩まされる苦しみの中で、「新しい人になりたい」その一心で教会に通い聖書を学びました。
「私をこの世界に産んでくださったのは神様」「私は神様に似るように造られている」「私は高価で尊い存在」そんな聖書の教えを通して、私はだんだんと自分自身を愛することができるようになり、クリスチャンである自分を誇ることができるようになりました。
自分を愛せない人に、心からおすすめしたいです。聖書を学んでみませんか?
「ヤコブの家よ、わたしに聞け。イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいたときから担がれ、生まれる前から運ばれた者よ。
あなたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたが白髪になっても、わたしは背負う。わたしはそうしてきたのだ。
わたしは運ぶ。背負って救い出す。」イザヤ46:3~4
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」。」イザヤ43:4
「イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。」へブル13:8
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