「心を向けてくださる神様」

チャプレン室　長濱 カンナ

（神）はその道筋のすべてに心を向けてくださる。（箴5：21）

もし自分の過ちを見つけたとき、自分は素直に間違いを認めることはできるだろうか。さらに、修正することができるだろうか。

できない自分は価値がないのか。

神様は、あなたの存在価値を否定することは決してありません。

人間の行いは完全とは言えません。

神様の知恵、英知を知らないために、法や道徳の形骸化が起こり、正義は独善に陥ってしまうことがあります。

無知であるゆえに、悪気はないのに罪を犯してしまったり、一つのミスで大事に至ることもあります。

人間はそういう者です。

だから神様が必要なのです。

神の奥義を知らないと、ボタンをかけ違えてしまします。

神様は、人間ひとり一人のいのちのために、その道筋のすべてに心を向けてくださっています。

自分の間違った選択のゆえに、襲いかかる苦難や試練に悩まされることであっても、神様は助けたいと願っておられるのです。

そこから抜け出す知恵を与えたい、その人に真（まこと）の安らぎを与えたい、生きるための奥義を知らせたいのです。

いのちのための指南書である聖書のことばに、それが記されています。

神様は、聖書のことばに耳を傾ける者に真実に応えて下さるお方です。